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【所在地】
〒276-0042 千葉県八千代市ゆりのき台3丁目3−1 プレルディオ2F
東葉高速鉄道 八千代中央駅より徒歩3分/駐車場3台完備
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柴﨑歯科医院のお知らせ
- 2005年10月20日
- すまいるニュース2005年11-12月号更新しました
歯周病の再生治療(2005年11-12月号)
とかげは尾が切れても、再生することがよく知られています。
扁形動物で水生のプラナリアは細かく切っても、固体が再生されます。
人間も小さな傷は跡形もなく修復されます。
1984年米国で全身やけどを負った少年に皮膚の細胞を培養し、もとの皮膚の4000倍の新しい皮膚を患部に移植して、やけどを治療することに成功しています。
このとき以来、「細胞」、「培養」、「移植」の研究が進み、組織や臓器の再生医療が発達してきました。
歯周病の再生医療に、組織再生誘導法(GTR)、エムドゲイン、各種のサイトカインなどが利用されています。
これらの療法は理想的な歯周組織の再生に至らない面もあります。
また患者自身の細胞は用いられていません。
そこで患者の骨髄から間葉系幹細胞を取り出し、この幹細胞を培養し、適当な処理をほどこして、歯周組織や顎の骨に移植し、歯周組織や歯の再生の慎重な臨床応用が始まっています。
広島大学附属病院、神戸先端医療センター、名古屋大学医学部付属病院遺伝子・再生医療センター、東京大学医科学研究所附属病院で歯科の再生医療が行われています。
現在はまだ町の歯科医院では行っていません。
培養施設、応用材料の安全性、ウイルスなどの感染、科学性、論理性、経済性などの問題がみごとに解決され、広く臨床現場に再生医療が導入される日も近いと夢みています。
近い将来、新生児の臍帯血の胚性幹細胞を取り出し、冷凍保存し、持病、交通事故、外傷、やけどなどの欠損臓器、障害組織の再生医療が実現できると考えられます。
胚性幹細胞は人体のあらゆる細胞に分化することができる細胞であるからです。
診療日記
少し前になりますが、子供達とミニバスの練習中、左足を肉離れしてしまいました。
正式名は筋挫傷というそうですが、初めてのことだったので、最初は、いわゆる足がつったのかと思いました。
そこで、つった部分を伸ばしてもらおうと他のコーチにやってもらったのですが、痛みが強く元に戻りません。
「もしかして肉離れ?」「まあ、2,3日安静にしてれば治るでしょ」と簡単に考えていたのですが、痛みも強く、歩くのもままなりません。結局、連休だったので、2日ほど経ってから病院に行きました。
予防には、充分なウォーミングアップだそうです。
その日はストレッチングをしてから始めていたのですが、暑かったので、おろそかになっていたのかもしれません。
皆さんもどうか気を付けてくださいね。