歯周病は歯の周辺組織(歯根膜、歯茎、歯槽骨など)の病気の総称で、歯周疾患ともいわれています。
歯周病がある状態でインプラントや審美治療を行っても、すぐにダメージを受けてしまいます。
どんな治療であっても大切な歯の”土台”となる歯茎が健康でなければなりません。
当院では歯石除去などの基本治療やブラッシング指導に加え、必要に応じて歯周外科手術を行っております。
アクセス
【所在地】
〒276-0042 千葉県八千代市ゆりのき台3丁目3−1 プレルディオ2F
東葉高速鉄道 八千代中央駅より徒歩3分/駐車場3台完備
診療について
- 受付時間
-
[月〜金]
9:30~12:15
14:00~18:45
[土]
8:30〜11:30
13:00〜14:45 - 休診日
- 日曜・祝日
歯周病
歯周病とは?
歯周病の主な原因
- ・細菌
- ・かぶせ物や入れ歯の不適合
- ・歯ぎしりや強い噛みしめ
- ・ドライマウス
- ・全身的疾患
- ・喫煙
歯周病の症状と治療内容
ステージ1:軽度歯周病
歯と歯茎の間に、プラーク(歯垢)や歯石がたまり、細菌の繁殖により歯肉に炎症が起こります。
歯茎の腫れや出血などを伴いますが、この段階であれば、比較的短期間で回復することができます。
2~3回の歯石除去やブラッシング指導を行います。
また、半年毎のメインテナンスをお勧めしています。
ステージ2:中等度歯周病
口臭や出血がひどく歯石の付着も目立ち、歯肉にも炎症を起こしているのが確認されます。
徐々に骨が後退しはじめ、歯周ポケットも深くなり、歯もぐらついてきます。
そこでまずは、歯の表面に沿って歯肉溝の奥まで付着した歯石を取っていきます。
痛みを感じる場合には麻酔をして行います。
そして、数回にわたって除石を行い歯肉の状態が改善された後に検査を行います。
歯肉溝(ポケット)の深さが4mm以上あるところは、通常の手用器具を用いた非外科的な処置での起炎物質の完全除去は見込めないため、歯周外科の適応となります。
ステージ3:重度歯周病
さらに症状は進行し歯肉は化膿して、真っ赤に腫れてきます。
骨もかなり破壊されて後退し、歯の動揺がグラグラと大きくなります。
この段階では非外科処置では対応できない部位を歯周外科にて対応します。
それでも保存が難しい場合には残念ながら、抜歯となることが多いです。
※まずは歯科医院で専門的な治療を受けることが大切です。
「まだ症状があらわれていないから大丈夫」という人も、定期的に健診を受けることをオススメします。
歯周病をしっかり予防することは歯茎の健康はもちろん虫歯の予防にもなります。
歯周病の外科手術について
<保険適用>
- 歯肉切除
歯肉が腫れあがっている場合、歯周病が悪化しないようにこの不要な部分の歯肉を切除し、安定のため縫合します。 比較的簡単な手術で短時間で行うことができます。 - 歯周ポケット掻爬(そうは)術
歯茎に麻酔をして、歯周ポケットの中の歯石や歯垢を除去する手術です。 歯周ポケットの深さが3〜5mm程度の比較的軽症の場合に行います。 - フラップ法(Fop)
歯肉(歯茎)を切開して歯槽骨から剥離し、露出した歯根のプラークや歯石の除去、歯槽骨の清掃、およびダメージを受けた歯肉などの組織を除去して歯肉を元の状態に戻します。