千葉県八千代市の歯科,歯医者【柴崎歯科医院】です

秋も深まり、本格的な寒さの前にホッと一息をつくこの頃です。
天高くという食欲の秋、運動会もあるスポーツの秋。みなさんはどんな秋をお過ごしでしょうか。
また、「白玉の　歯にしみとほる秋の夜の　酒はしづかに飲むべかりけれ」と歌われているように、長くなっていく夜の楽しみも多いものです。
ゆっくり本を読むのも嬉しいものです。
白玉の歌は若山牧水のもので、「白鳥は　哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」というのも有名です。
牧水は「おもいでの記」の中で、「私は五歳くらいから歯を病んだ。右も左もむし歯だらけで、痛み始めると果してどの歯が痛むのだか解らなくなり、まるで顔から頭全体が痛むかのように痛んできた。
そんな場合、おいおい泣きわめいている私を抱いて、一緒に涙を流しているのは必ず母であった」と記し、「歯を痛み　泣けば背負ひて我が母は　峡の小川にう魚を釣りにき」と詠んでいます。
とすれば、白玉のと詠んだ時もむし歯だったのかもしれません。
トーマス・マンの小説には歯の痛みで死んでしまう男が出てくるものもあります。
いずれにしても、今では考えられないことです。
子どもの歯の上の前歯はむし歯になりやすく、今の子どもたちのお母さんお父さんが子どもの頃にはむし歯になっている子も多かったのですが、最近ではあまり見られなくなってきました。
むし歯予防のの話などを聞き、子どもの歯みがきに真剣に来て下さるようになりました。
歯科医院は治療するだけの場ではなく、むし歯予防の場でもあるのです。
むし歯で泣く子といっしょに泣くよりむし歯にしないほうがいいですよね。
さあ、いろんな秋を楽しみましょう。

診療日記

スポーツの秋、皆さんは何かスポーツをやられていますか？
先日、フットサルというスポーツをやりました。
ご存知の方も多いと思いますが、サッカーのグラウンドの約9分の1位の広さのコートで、5対5で行い、互いのゴールを奪うものです。
スローインではなくキックインだったりと細かな点で違いはありますが、ほぼサッカーのルールに近いものです。
なぜこのスポーツを体験したかというと、対習志野市歯科医師会チームとのサッカー対抗戦のためです。
やった感想は、決して広くはないコートの中でハードに動き回るので、手足の違いこそあれ、バスケットをやっているような感覚でした。
真冬には海に入れない軟弱サーファーの自分には真冬に体を動かせる絶交のスポーツが見つかった気がしました。