千葉県八千代市の歯科,歯医者【柴崎歯科医院】です

春は、卒業、入学、就職と人生のひとつの節目になる季節です。
もちろんお引越しもこの季節に集中するそうです。
そこで、患者さんによく訊かれるんですよね。「どこそこに転勤になるんですけど、いい歯医者さん、紹介して頂けますか？」って。
もちろんその他に尊敬し信頼できる歯科医がいれば、迷わずご紹介するのですが、全国各地にそのような同業の知り合いがいるはずもありません。
それで自分の所属している学会や勉強会、同窓会の名簿などを引っ張り出してくることになるのですが、いくら個人的に親しく人間的には申し分なくても、意外と技術的な内容に関しては不明なことの多いのが現実です。
また、「インターネットのホームページは参考になるんですか？」なんていう今どきの質問を受けることもあります。
確かに院長のプロフィール、歯科医療に対する姿勢、考え方とか、医院・スタッフの雰囲気など参考になることもあります。が、自分が今困っている問題の解決に、どれほど役に立つかは別問題です。
昔から言い古された答えですが、「ご近所の評判を訊かれて来院されたらどうですか？」という無難なことしか言いようがないのが本当のところです。
もっと気のきいたことが言えれば、といつも思うのですが、なかなか難しい問題です。
患者さんにも各人各様個性があるのと同様、我々歯科医も人間ですからさまざまです。
また患者さんお一人お一人が抱えておられる問題もいろいろです。
歯科医にも当然得手、不得手があってもこれまた当然のことなのです。
ですから、ある患者さんにとってはすばらしい先生であってもその方に紹介されていった患者さんにとっては、それほどではなかったということもしばしば起こり得ることです。
やはり直接会って、面談して、納得のいく説明を受けて、この人ならと思える人物に治療を任せるべきではないでしょうか。
「人間的な相性」というのもこれも昔から言われ続けている表現ですが、あながちばかにできないんじゃないかと思う今日この頃です。

診療日記

先日、患者さんからマウスガード（マウスピース）について質問がありました。
これは、弾力性のなる軟らかい材料からできており、外型はU字形で、通常は上顎に装着します。
スポーツ時の衝撃を和らげ、結果的に歯や顎の関節を保護し、顎の骨折予防にもなります。
また、力を分散させ、間接的に脳へのダメージを軽減させるので脳震盪の予防効果もあります。
従来は、ラグビーやアメフトといった競技に対してでしたが、現在では、ラクロス、水球、空手さらにはアイスホッケーやモトクロスなど10種類以上に広がっています。
該当スポーツをやっている子供を含めた人たちあるいは指導者の人達は、是非歯科医院で作れるマウスガードを使用して下さい。
2度と生えてこない子供達の歯を守りましょう。